今日でシルバーウィークも最終日ですが
みなさま、連休はいかがでしたでしょうか?
我が家に滞在していた母は今朝早く帰途につきました。
庄内地方
昨日今日とお天気には恵まれませんでしたが
最上川下りや酒田散策など
お天気の良い日を利用して楽しみました。
昨夜はスェーデンからの友人Mも合流し
2家族一緒(総勢9名)で夕飯を食べました。
Mはスェーデン→カリフォルニア→ハワイ→
東京&金沢、白川郷、高山などを車で巡り
電車で鶴岡まで足を伸ばしてくると言う旅程で来ています。
駅に向かえに行き
我が家へ来る車の中で
今回覚えた日本語2つ
「JUTAI(渋滞)」「KOJI(工事)」だったと笑っていました。
東京を抜けるのに3時間もっかったらしく
旅行中に何度も渋滞と道路工事に出くわした様でした。
彼は以前日本で働いていて
お国に戻り
大学で日本語のクラスをとりながら
「日本語を忘れないように位のレベル」
で授業を受けていたといいます。
クラスは他に8名の人たちがいるそうで
その人たちがどんな目的や興味で日本語を学んでいるか
聞いた所
多くの学生は「MANGA(漫画)」に興味があるのだそうです。
じゃ、漫画をつかったりするかというと
大学のカリキュラムですから
基本的には読み書き程度で
会話もほとんどできないそうです。
話を昨夜に戻すと
もう一家族は
随分前から多言語に触れ合うクラブ活動をされ
日頃から実践しているインターナショナルな一家。
初対面の時に交わす挨拶はお手の物。
(たぶん両手で数えきれないほど使えるはず)
Mも彼の言葉でさらっと挨拶する友人Kちゃんに
思わず流暢にスェーデン語で返事。
もちろん、Kちゃんだって
スェーデン語を使う機会なんて滅多にないはず。
だから思い出せない言葉もあるけれど
Mから「@#$#%^&*()*&」と聞くと
「あー、@#$#%^&*()*&ね」と
合点が行く様でした。
私にはさっぱり聞き取れない音で復唱できないし
普段から触れていない音を聞き取る難しさ
音が理解できないと頭に言葉として残らない
つまり、
意味を考えることなんてできないことが良く分かる。
普段から各国の言葉を繰り返し繰り返し聴き
遊びや生活を通して楽しく真似して音を出すことで
歌を覚えるか暗唱するかの様に自然に頭にインプットしていく。
そして世界から訪れる人たちと会った時には
本当の自分の言葉で会話をし
相手を知り、自分を伝えるきっかけを創る。
これが彼女たちがクラブ活動に参加している醍醐味であり
〔実用的な語学の習得〕って
先ほどのMの大学の授業(大体の教育スタイル)とは
別物であることが良く分かる。
MもKちゃんがいくつ外国語を話せるのか聞きながら
ビックリしていた。
来年度より小学生にも英語の授業が導入されるようになり
文科省が指導要領をだしているけどどう思います?
(作った人は大変だったと思いますが)
以下小学生要領一部抜粋
第1 目標
外国語を通じて,言語や文化について体験的に理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら,コミュニケーション能力の素地を養う。
第2 内容
〔第5学年及び第6学年〕
- 外国語を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができるよう,次の事項について指導する。
- (1) 外国語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを体験すること。
- (2) 積極的に外国語を聞いたり,話したりすること。
- (3) 言語を用いてコミュニケーションを図ることの大切さを知ること。
- 日本と外国の言語や文化について,体験的に理解を深めることができるよう,次の事項について指導する。
- (1) 外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,言葉の面白さや豊かさに気付くこと。
- (2) 日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があることに気付くこと。
- (3) 異なる文化をもつ人々との交流等を体験し,文化等に対する理解を深めること。
とあります。
なるほどなるほど。5年生6年生でまず
〔慣れ親しむ〕のです。
そして
中学に入るとまぁ
読む、話す、聞く、書くのそれぞれをどうしていきたいのかが
まんべんなく述べられています。
が、生徒自身の現在の日常生活が変わらず
英語を話したり英語を話す国の人たちの生活や習慣、文化などの
理解が不十分な指導者たちが
指導要項にしたがって授業をすることで
どれだけの効果が期待できるのか
私は正直あまり良い結果は出さないと思っています。
先生たちだって急にインターナショナルになれといわれてもむりですよね。
子供たちに通わせたい習い事ランキング
1位、英語などの語学
2位、音楽/楽器
3位、スイミング
4位、ペン字、習字
…
習い事ランキングでは
乳児、幼児から高校生発達時期に関わらず
英会話が上位を占めています。
データを見ても
つまり親の自分自身の願望、経験がベースになって
習い事を選んでいる傾向にあるのが分かります。
小学校から英語を習わなくても
もうお稽古事として英語は習っているのが
当たり前なんですね。
ところが日常生活にそれを活かす場がない。
そして一番大きい問題点は
英語を習いたいという習う本人のモチベーションが
未発達なことだと思います。
大人になれば
仕事で海外出張に行くとか
クライアントが外国人だとか
外資系の会社だとか
受験をパスすること以外に必須の条件が
目の前に壁となって立ちはだかるので
必要に迫られて習うこともあるでしょう。
しかし
子供たちにはそれがない。
せっかく英語教室で楽しく学んで
宿題をしていても
何のために習っているのか分からない。
矛盾していますが
学ぶ事に意味なんてなくちゃならないんでしょうか?
意味なんていらないんです。
日常生活上必須な事なら。
トイレに行きたいときに聞けないと困るし
お腹が空いたときに作って欲しいと頼めなかったら困るでしょ?
英語で生理的欲求を満たす必要のある環境であれば
その言葉を習っていく意味も
生活体験として身についていくわけですが
お家に帰ってきても
家族がその環境を作れないのであれば
継続も必要性もないくなってしまうわけです。
極端に言えば
正しい発音、スペル、文法
そんなもんはトイレに行くのに必要ない。
伝える意志と意思が大切なんです。
長くなりましたが
受験のための英語教育では
世界に通用しないと気づきはじめ
学習スタート年齢を低学年化していこうという
その取り組みは分かるのですが
その子供たちを育てる生活環境が
変わらない限り費用対効果は薄いでしょうね。
(教育者の準備も労力も大変なはずです)
逆に言えば
教室を離れても
その習ったスキルを活かす場所、機会を
提供することで伝える、伝わる喜びの成功体験になり
もっと話したい、もっと聞き取りたいと
モチベーションも上がるというものでしょう。
Kちゃんたちのクラブ活動根っこのようなもので
全国展開されいます。
クラブから世界へ留学体験として枝を伸ばし
そこに参加した子供たちや人々は
もっと話したい、もっと理解したい
もっと自分自身や日本という国、
自分の住む街の事を知りたいと
自発的にその必要性を感じ
留学以前よりさらに目的意識と意欲を持って
語学だけでない学習に取り組んでいるそうです。
Kちゃんもきっと
今回のMとの出会いをきっかけに
スェーデン語の語彙を増やしていくでしょう。
(そこからどんな風に枝を伸ばすかは個人の選択になりますね。)
楽しく真似して遊んでいると
世界に友達ができちゃうんですね。
小学生に求めるレベルなら楽しく
外国語だと思わせない(違和感、拒絶感を出さない)
まさにKちゃんの活動などうってつけだと思いました。
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