鳥が少ない
『林の高齢化』
そんな見出しがタイムリーに。
花見をしていたある日
メルボルン出身の友人が言いました。
「ここはどうして鳥が少ないの?」と。
そんな風に考えたこともなかったので
「そう?結構いろんな種類の鳥はいると思うけど」
そう答えると
「確かにカラスにカモメ、スズメにトンビは見るけれど
それ以外の鳥を見たり声を聞いたりしたことがないわ」
と続ける。
さらにその夫は「食べちゃったんだよ」といたずら半分
本気半分で追い討ちをかけてくる。
「私たちは中心街から5キロくらい離れたところに住んでいたけど
すごい鳥の声だったのよ」
そんなやりとりをした後に
「林の老朽化」問題を耳にしたわけ。
日本の場合は手入れをすることで再生する林や森が
たくさんあるということを改めて意識した記事だった。
(つまり手をかけていない森林ばかりが多く残っているということ)
木々をただ生やしっ放しにしておくと
枝が増え、重なるように茂ることで
地面に日光が当たらなくなり
草の成長が妨げられ
それによって昆虫類が減少。
昆虫を捕食する生物は
必然的に減少していくというわけ。
単に林があるだけではECOではなく
きちんと人が入り手入れをすることで
適度に草木が光合成を行い
虫が集まり
それを食べる鳥があつまり
虫や動物が死に
植物が枯れることで栄養となる
それを繰り返すことによって食物連鎖は保たれる。
また
健康な森林からはミネラル分豊富な土が出来上がり
そんな森や山は保水力もあり
良い水となって川をつくり
やがては海に流れ出、
良い漁場となる。
海の中での食物連鎖も良い循環になる。
森林があると
空気の清浄化だけでなく
風の流れ、湿度の変化も
気候に影響する。
気候は農作物の出来にも影響する。
そんなこんなで
友人が言うようにここ(多分日本全体)に鳥が少ないとしたら
ただ単に鳥の問題だけではなく
大きくは環境問題にも影響しているということ。
最近の不況で
林業に携わる人々を増やそうと言う試みもあると
テレビで見たことがあったけれど
『不況』と言う現象が
目の前の事にとらわれず
根本的な問題に目を向け
10年、20年、50年先の日本(世界)の未来を見据えて
思いを現実化しないといけないと言う
転機だと教えてくれているのかもしれない。
もっと多くの鳥達の声で目覚める街を期待して。
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コメント
鳥はどこかに隠れているのかな…?
公園から程近い我が家の庭はかなりにぎやかです。季節にもよるかもしれません
果実をつける木や畑があると、いろんな鳥が寄ってきます。秋は本当に何種類も来ます。今は、ウグイス君が元気です。そのうちキツツキ科の鳥も来るでしょう。
ただ、隣のお寺の木の上に、毎年サギが巣作りをしていたのですが、お寺が木を半分くらいにしたら、巣作りしなくなりました。
町全体の木が少なくなってくると、我が家の庭の木がそのままでも、鳥が来なくなるのかもしれません…。
投稿: タケ | 2009.04.22 20:01
タケさん
お家の周りにはたくさん鳥達がくるんですね。
確かに屋敷森がある所は鳥達が集まるのでしょう。
季節感を感じるお家の環境、羨ましいです。
鶴岡はいつ頃この街並みになったのか
勉強不足で分かりませんが
日本は山の多い国。
イギリスやオーストラリアなどは
日本から比べて森林が少なく
街を形成する際に
きちんとした計画の元
街と緑がバランス良く配置されたり
自然を生かした街造りをしたように思います。
エコが叫ばれ
自然環境について見直しが迫られる今
鳥だけではなく
ミツバチなどの昆虫も動物も
そしてウィルスの増減、進化、変化から
学ぶことは多そうですね。
投稿: 輝月 | 2009.04.27 18:48